ほぐれる時間
玄関の扉を開けると、 その先に土間が広がっていて、 その土間空間は吹き抜けていて、 2階リビングとつながっていて、 性格の異なる場所は、 窓の外の景色ともつながっていて、 黄昏に浮かぶ稜線が、心をほぐしてくれる。 それは絶え間なくアンプラグドで、 絶え間なくスローチューンな時間。
ほぐれる時間
玄関の扉を開けると、 その先に土間が広がっていて、 その土間空間は吹き抜けていて、 2階リビングとつながっていて、 性格の異なる場所は、 窓の外の景色ともつながっていて、 黄昏に浮かぶ稜線が、心をほぐしてくれる。 それは絶え間なくアンプラグドで、 絶え間なくスローチューンな時間。
純度の高い朝
ゆっくりと東雲が滲んできて、山の樹々が朝陽を纏ってゆく。そんな時間の経過を感じる。束の間の情景。純度の高い朝。ただ佇むだけの時間なのに、濃密な温度に満たされてゆく。いつもの何気ない出来事が、一つ一つ特別な出来事になる。この情景に触れている時間が、此処に棲む意味を教えてくれたのかな。
共鳴する家
川沿いにある敷地。近景の山は、山肌が四季を通じて美しく変化。遠景の深い山並みは、谷からの雲や風の通り道。眼下に流れる川は、春は雪解け水、夏は清涼を運ぶ。この豊かな自然に共鳴し、四季の移ろいと共に過ごせる生活を。
森の海
居間の光が籠る おかげで時間も籠る 階段を見上げた先には 樹々の枝葉から漏れる陽の光
移ろう描写
少しだけ遠くの山々に季節の移ろいを感じられる 手に届く距離の枝葉に季節の移ろいを感じられる 四季をとおして緑豊かな窓からの情景が そのままボクたちの日常になる
深い空
移り変わる一日の空 季節の空 それは毎日の暮らしの中に映りこんでくる何気ない情景 東雲と月影に調律されるかのように 空間は自然な状態に寄り添っていく いつもの空 器のような空 そして永く寄り添う深い空
桜そうそう
階段沿いの大きな窓から眺める桜は、この家とボクらに欠かせない情景 吹き抜けで繋がり合うお互いの場所に、外の様子が射し込んでくる。
snow ball
斜めに挿入された壁が、人の動きを自然に導いてくれる。 ソファに腰掛けた人と子上がりに腰掛けた人との関係性は 90°の角度で相対するよりも深いものとなることを意図している。