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恵庭市の完全分離型二世帯住宅

楽しい2世帯の家

「楽しい2世帯の家」

1Fに子世帯。
2Fに親世帯といった一風変わったレイアウト。
各世帯の立体空間ニーズを取り入れてみると、
「楽しい2世帯の家」が完成しました。
内外共に、ダークブラウン色でまとめた、
ちょっと落ち着きのある家。
無垢のテイストに、アンティークガラスを用い、
素材の融合と色彩のコントラストがとても楽しい。
斜め天井のカーテンウォールからは、
部屋の隅々まで陽の光を届けてくれる。
単純なモノほど難しく、簡単なモノほどこだわりたい。
アートホームの提案です。
 

ガーデニングがご趣味のお母様の要望で、庭を見渡せる2階を親世帯のフロアーに。12面のガラスで構成されたカーテンウォールから光が降り注ぎ、ロフトにあがれば吹き抜けの大空間越しに恵庭岳が望める。完全分離型二世帯住宅のため、玄関もキッチンもお風呂も、光熱費もそれぞれの家庭ごとになっているため暮らしやすい構造となっている。

二世帯住宅外観とガーデニングを楽しむ庭と階段のイメージ

アンティークガラスや黒電話が馴染むダークブラウンと白い壁を基調にした室内。空間をイメージしながら皆で打合せを重ねて出来上がった『楽しい2世帯の家』。

恵庭の二世帯住宅施工事例・カーテンウォールのある2階親世帯のイメージ

1階子世帯のリビングは、庭を望む大きな窓と、床と同じ高さのウッドデッキが室内に開放感と広がりをもたらしてくれる。奥のダイニングキッチンはフロアーを高くして天井との距離感が縮まることにより、テーブルに座ったときに丁度よく落ち着く空間となっている。

二世帯住宅・1階子世帯のリビングとダイニングのイメージ

■オーナー様より

エントランスの木塀イメージ

二世帯で暮らしてみて良かったのは子育てのことです。夫婦二人だけの価値観だけではない環境で子供を育てることができるので。そして二世帯住宅で大切なプライバシーは母でも妻でもなく、あえて自分が2世帯のフロアをつなぐドアにカギを設置することを提案しました。まずはプライバシーも完全分離して、そこから実際に暮らしてみて、開放していくのが二世帯住宅で楽しく暮らすポイントだと思います。

家はどこも気に入っています。階段のある吹き抜けのホールや、横から見た外観、木製のフェンスも好きです。2階のカーテンウォールは開放感が抜群ですが、夏はちょっと暑いのが玉にキズです。

打ち合わせを重ねる中で一番印象的だったのは、無垢材のフローリングです。母が好きなアンティークガラスや黒電話から発想して、例えば教会の床板として使われるような、アンティークな雰囲気にぴったり合う木材を、設計担当の方が提案してくれた時は感動しました。よくぞ見つけてきてくれたと。全て任せられると思いましたね。

家は完成するまで実物を見ることができませんから、価値観や波長のあう会社に依頼することが大切だと実感しています。

恵庭市 O様

detail

敷地面積 540.78㎡(163.58坪)
延床面積 197.48㎡(59.73坪)
竣工年月 2007年
工法 木造在来軸組工法
建築地 恵庭市

この事例の特徴