works

札幌市の注文住宅 施工事例「snow ball」

snow ball

斜めに挿入された壁が、人の動きを自然に導いてくれる。
ソファに腰掛けた人と子上がりに腰掛けた人との関係性は
90°の角度で相対するよりも深いものとなることを意図している。
一般的には南側にリビング、北側にキッチンという配置だが、
ここではLDKを吹き抜けとして上からの直接的な光をリビングに入れないことを考え、
南側にキッチン、北側にリビングという逆の配置にしている。
そのことで壁に映る光と影のコントラストを楽しみながら弱い光を楽しみ、
リビングの吹き抜けから吊るされているポール・ヘ二ングセンがデザインした「Snow ball」を活かせることができた。
2階へ誘う階段でリビングとダイニングキッチンは穏やかに分断され、
それぞれが適度に開きながらも直接的でもない。
場所性を意識した関係性となっている。

floor plan

detail

敷地面積 164.15㎡(49.65坪)
延床面積 120.07㎡(36.31坪)
竣工年月 2014年3月
工法 木造在来軸組工法
建築地 札幌市

この事例の特徴