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境目の家

「境目の家」
場所は前面道路が広く、敷地にもゆとりがある事から、
外の緑や青い空との繋がりを強く持つ家がこの場所に適していると考えた。
内外を繋ぐツールとしては大きな窓が有効である。
定石で行けば、リビングやダイニングに大きな窓を設け、
ソファーやテーブルから外を眺め、視覚的に内外の繋がりを強めるのたが、
よりアクティブに内外を繋げる為に、この大きな窓を別の場所につけてはどうかと考えた。
その答えとして、ドア付きの大きな窓を玄関土間とキッチン横に配置する事にした。
まずは玄関土間についてだが、玄関は家の中で外部との繋がりが一番強い。
この場所を一つの部屋ぐらい大きくし、いつも外で行う活動の延長上で使える場所とした。
(DIY作業、バイクや自転車いじり、ペットのトリミングや、スキーやボード、釣り道具など趣味のアイテムの手入れやディスプレイ)
玄関土間を一つの部屋と考えると、今まで室内では行えなかった活動が様々に生まれる。
その玄関土間に隣接して水回りを設置することにより、外での汚れや土間での活動をすぐにサポート出来る。
次に、キッチン横の大きな窓だが、ここはキッチンの延長としての構成になる。
天気の良い日は調理した食事をすぐ横のデッキ持って行くことが出来る。つまりこの外部空間が第2のダイニングとなる。
この玄関土間とキッチンの大きな窓は、方位や隣接する部屋が異なるので全く別の特色を持った外部空間になる。
内部と外部の境目をあいまいにする事により、今までとは少し違う、より豊かで楽しさの生まれる生活が送れると考えた。

floor plan

detail

敷地面積 247.64㎡(74.91坪)
延床面積 134.54㎡(40.70坪)
竣工年月 2021年
工法 木造在来軸組工法(外張り断熱)
建築地 札幌市