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施工事例

snow ball

札幌市の注文住宅 施工事例「snow ball」

「snow ball」
斜めに挿入された壁が、人の動きを自然に導いてくれる。
ソファに腰掛けた人と子上がりに腰掛けた人との関係性は
90°の角度で相対するよりも深いものとなることを意図している。
一般的には南側にリビング、北側にキッチンという配置だが、
ここではLDKを吹き抜けとして上からの直接的な光をリビングに入れないことを考え、
南側にキッチン、北側にリビングという逆の配置にしている。
そのことで壁に映る光と影のコントラストを楽しみながら弱い光を楽しみ、
リビングの吹き抜けから吊るされているポール・ヘ二ングセンがデザインした「Snow ball」を活かせることができた。
2階へ誘う階段でリビングとダイニングキッチンは穏やかに分断され、
それぞれが適度に開きながらも直接的でもない。
場所性を意識した関係性となっている。
10年後、オーナーさまのお家で再撮影と当時のお家づくりのエピソードを取材させていただきました。
家を建てるときに灯す照明は決めていました。家のタイトルでもあるポールへニングセンのスノーボールです。
10 年住んでいますが古さを感じません、10年前と何も変わりません。土地があまり広くなく、限られた敷地の中ですがとても開放的に暮らしています。
使っている素材がだんだんと色濃くなってきました。
私たちの家は白い壁だから白い巾木、壁に近いから建具は白っぽく。白といっても真っ白の既製品みたいなものではなく、シナそのままの色を残した白。
自分の中のセオリーに従い、色を選びました。この白がより家を広く開放的にするためのキーとなっています。
家の中を大きく横断する斜めプランは設計担当者からのアドバイスです。敷地が限られているので斜めにすることで奥行き感が出ます。
この斜めは家の中のあらゆるところに取り入れています。ライティングレール、トイレの壁、和室、洗面化粧台、ダイニングテーブルまでも斜めです。
子供たちは大きくなりましたが、比較的、みんなでリビング・ダイニングにいることが多い我が家です。
情報
敷地面積 164.15㎡(49.65坪)
延床面積 120.07㎡(36.31坪)
竣工年月 2014年3月
工法 木造在来軸組工法
建築地 札幌市
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