平和の川沿いにある敷地。
近景の手稲山は、山肌が四季を通じて美しく変化。
遠景の深い山並みは、谷からの雲や風の通り道。
眼下に流れる琴似発寒川は、
春は雪解け水、夏は清涼を運ぶ。
この豊かな自然に共鳴し、
四季の移ろいと共に過ごせる生活を。

幅2.1mのダイニングテーブルを置いて
ちょうどよくなるように設計された間取りのデザイン

食事を囲んで交わされる会話の場はもちろん、
勉強や仕事をする場所になったり
ある時は趣味の作業を行う場所になるかもしれない。
お客さんが来た時のおもてなしの場としても、
実は最適な場所である。

多様なシーンを受け入れる場所として
少しだけダイニングを贅沢に考えてみる。

「静」と「動」を自由に行き来する時間に左右されない暮らし。光と影、時間のグラデーションとともに「いつのまにか」を楽しむ器。