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ミラノサローネへ社員研修に行ってきました

最終更新日 2025.6.9 Mon

Salone del mobile.
通称ミラノサローネ国際家具見本市。
アートホームでは毎年社内研修を行っております。
  
私たちが研修に行く目的は、
デザインの街ミラノを観ること、匂いや湿度も感じること。
日常の中でデザインとの距離の近さを体感すること。
イタリア人の人の距離や接客を体感すること。
  
写真や動画では感じることができない、
現地の雰囲気を感じて欲しい!という代々の想いを
大切にしています。

 

 

 

1日目の Salone del Mobile は、
世界トップクラスの家具メーカーを
一堂に見ることができる本イベント。
出展メーカーは国内と国外半々の感覚です。
(最終的な数値は後日salone del mobileの
公式ホームぺージに掲載されます。)
  
会場は大きく分けて3つのブースで構成されています。
・国際家具見本市[サローネデルモービレ]
・35歳以下若手デザイナーの展示
 [サローネサテリテ]
・奇数年開催の照明展示[エウロルーチェ]
  
この東京ドーム11個の大きな敷地の中、
足を棒にしてひたすらインプットを繰り返します。
社員はすごく楽しそう!

 

 

 

 

Duomo.

世界最大級ゴシック建築。
地下鉄を降りて地上に上がるとこの圧巻の教会が。
500年以上もの歳月をかけて造られたミラノのシンボル。
横にはヴィットリオエマヌエーレ2世ガレリア。
このガレリアを抜けると世界三大オペラ劇場のスカラ座が姿を現す、そんなミラノの中心街。

 

 


    

City life.
中心地から地下鉄で25分程度乗車すると、
ここは現代的なミラノの街を楽しめるところ。
駅名のトレトッリTre torriは日本を代表する建築家の磯崎新、ザハハディッド、ダニエル・リベスキンドの3名が設計したタワービルが建つ再開発エリアです。公園や遊具、散歩道や広々とした芝生があり、週末には家族とワンちゃんの憩いの場となっています。すぐ近くにもザハハディッド設計の住宅が立ち並びます。

 

 


  
イタリア料理。

イタリアはかつて小さな都市国家の集まりだったので、各地での郷土料理が存在します。海にも山にも恵まれているイタリアは食材の鮮度が抜群。お料理は複雑なソースソースとしておらず、素材の味をそのままいただくことの方が多いです。
塩とオリーブオイル、バルサミコでと、シンプルに楽しめる食事が私たち日本人との食の共通点ではないでしょうか。

 

 

 

2日目のミラノ。

 

Salone del mobile同時開催で、
ミラノの街の中でも共通旗[INTERNI]を掲げて
デザインウィークが行われます。

 

まずはインスタレーションを見に、ミラノ大学へ。
その後はVia Montenapoleone、
有名家具メーカーのショールームが並ぶ
Via DuriniやSan Babila周辺を見て、
Isola地区へ飛び、現代的な街を見つつ、
Moscova、Brera、Sforzesco城に向かって
デザインが融合された街並みを見ていきます。

 

 

 

 

3日目の初ローマ、初バチカン市国。

 

3日目は毎年弾丸バルセロナへ強行突破している私達ですが、今年はトランジットの関係でローマへ。
ミラノ以外のイタリアへは初めての視察となります。
ローマは1日にしてならず。
視察時間は1日しかないので時間との闘い。

 

 

 

分刻みで移動を繰り返します。
ザハハディッド設計、国立21世紀美術館。
バチカン市国へ入国し、サンピエトロ大聖堂の視察。
コロッセオにパラティーノの丘、夕暮れのフォロロマーノ、スペインを広場を見て、夕食はやっぱりカルボナーラ。

 

  
カルボの発祥は所説あり。
トラットリアの亭主が言うには、お店の向かえでカルボナイオ(炭焼き屋・燃料屋さん)の旦那さんが働いていて、今の店の場所に料理上手の奥様がいた。奥様が黒こしょう(木炭に見立てた)パスタをつくったことは事実としてあったと。

 

現地の本当の生の声。
マスメディアの情報でもない。
今まで食べて知っているカルボナーラとは別のお料理の感覚です。

 

 


そしてもうひとつ…、
今回のイタリア訪問では、大切な人にお会いすることができました。
それはまた次の更新で。

 

※この情報は現地で感じたりイタリアの友人から聞いた直接聞いた情報です。間違っている情報が書かれていてもご了承ください。

 

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